
病院給食業務コストの高騰を背景に、セントラルキッチン構想を推進された河北医療財団様。
院内厨房の縮小による病床数確保、衛生性の向上、さらには外部施設への供給による収益基盤の強化までを見据え、ゼロカラの超高速凍結技術を導入されました。
クックフリーズ体制の確立により、品質と効率を両立する新たな医療給食モデルを実現されています。
| 【凍結品目】 | ソフト食、揚げ物、たまごサンド、主菜・副菜各種、醤油を活用した減塩調理品 など多岐にわたります。 |
|---|---|
| 【導入機種】 | ZERO-03 |
| 【導入目的】 | 給食業務コストの高騰を背景に、セントラルキッチン化による大幅なコスト削減を目指されました。 あわせて、院内厨房の縮小により病床数を確保し、医療提供体制の強化につなげることも重要な目的でした。 その実現のため、品質と衛生性を担保しながら効率的な運営を可能にする手段として、クックフリーズ方式と超高速凍結技術の導入を決定されました。 |
給食業務コストの継続的な上昇、院内厨房スペースの制約による病床数減少リスク、調理人材不足への対応品質と衛生を両立できる給食体制の構築
給食業務コストの高騰が続く中、大幅なコスト削減を実現するため、セントラルキッチンの設立を検討されました。
院内に大規模厨房を設けると病床数が減少してしまうため、調理機能を別拠点に集約することで、医療提供体制の強化にもつなげたいという考えがありました。
また、クックフリーズ方式は調理工程と再加熱工程の二度加熱となるため、チルド方式に比べ衛生面での安全性が高い点も評価されました。
さらに、セントラルキッチン単体で他病院への食材販売が可能となることから、新たな収益源としての可能性も導入の後押しとなりました。
導入後、凍結・解凍した調理品は、一般的な冷凍食品と比べて食感が良く、味の再現性も高いと評価されています。
離水が少なく、解凍後も凍結前の品質を保てる点が大きな特長です。
ソフト食や揚げ物、たまごサンドなどは試食に訪れた他病院の方からも高評価を得ています。
運営面では、調理工程と提供工程を分離したことで作業の平準化が進みました。
解凍・盛付中心の業務体制となり、給食会社との役割分担も円滑に機能しています。
設備面でも大きな故障はほとんどなく、不具合時には迅速な対応を受けられる点が安心材料となっています。
現在は生産食数が増加しており、既存のセントラルキッチンだけでは対応が難しくなってきています。
そのため、第二セントラルキッチンの計画も視野に入れた体制強化を検討されています。
再現性の高さやソフト食への対応力が評価され、他病院からの問い合わせも増加しています。
高品質な冷凍食品は、今後の医療給食における大きな差別化要素となると考えられています。
河北医療財団様の取り組みは、単なる冷凍技術の導入ではなく、医療現場の食インフラを再設計する挑戦です。
品質・衛生・効率・収益性を同時に実現するセントラルキッチンモデルは、これからの医療給食の新しい選択肢となっています。

