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冷凍豆知識

2024.02.01

肉じゃがは冷凍保存できない!?保存期間を延ばすコツと注意点

冷凍

肉じゃが

肉じゃがは日持ちするし、作りすぎてしまっても大丈夫!と思っている方も多いのではないでしょうか。
実は肉じゃがは冷蔵保存では約2日しか保たず、じゃがいもやしらたきは冷凍保存に向いていません。

今回は作りすぎてしまった肉じゃがの適した保存方法と、冷凍保存するためのコツについて解説します。
おすすめのアレンジレシピもご紹介しますので、肉じゃがの消費に悩んでいる方はぜひ作ってみてください。

肉じゃがは冷凍保存に向いていない?

なぜ肉じゃがが冷凍に向いていないか、ご存知でしょうか?
肉じゃがに入っているじゃがいもやしらたきをそのまま冷凍してしまうと、ぼそぼそしたり、ゴムっぽくなってしまったりと食感が損なわれます。

ここからは肉じゃががなぜ冷凍に向いていないか、具体的に解説します。

美味しさを保ったまま冷凍保存するのは難しい

肉じゃがは元々、冷凍保存よりも冷蔵保存に向いています
冷蔵保存でも日持ちは2日程度ですが、ある程度風味や食感を保ったまま保存が可能です。
じゃがいもやしらたきなど、水分量の多い食材は冷凍すると風味や食感が変わってしまうため、肉じゃがはあまり冷凍に向いていません。

美味しさを保ったまま肉じゃがを冷凍保存するには、しらたきを取り除き、じゃがいもを潰した状態がおすすめです。
にんじんも水分が抜けると食感が悪くなるので、冷凍保存する際は、小さくカットしておくとよいでしょう。

冷凍保存を前提に作れば冷凍は可能

しらたきを入れずに肉じゃがを作れば、冷凍保存はできます。
じゃがいもをマッシュ状態にして、にんじんなどの食材を小さくカットすれば、1ヶ月程度冷凍保存が可能です。
冷凍した肉じゃがは再加熱してそのまま食べるのも美味しいですが、ほかの料理にアレンジするとより美味しく食べられます。

多少風味に変化はありますが、冷蔵保存よりも長く保存できるため、食べきれないときは試してみてください。

肉じゃがを冷凍するなら


肉じゃがを連日食べるのは避けたいという場合は、じゃがいもを潰したり、しらたきを取り除いたりと処理をすれば冷凍も可能です。
冷蔵よりも長く保存できるのはもちろん、コロッケなどにアレンジする際も味が染み込んでいるため美味しく調理しやすくなります。

ここからは基本的な肉じゃがの冷凍方法とともに、解凍方法について詳しく解説します。

基本的な肉じゃがの冷凍方法

冷凍保存があまり向いていない肉じゃがですが、ちょっとした下処理をすれば冷凍保存は可能です。
肉じゃがの美味しさを保つには、次の手順で冷凍してみましょう。

  1. 肉じゃがの粗熱を取る。
  2. じゃがいもはマッシュし、人参は小さくカットする。
  3. 煮汁も含め、ジップロックなど冷凍用の保存袋に入れる。
  4. 肉じゃがの入った袋をなるべく平らにし、金属トレイなどに入れて冷凍庫にいれる

しらたきが入っている場合は、保存袋に入れる前に取り除いておきましょう。
保存袋に肉じゃがを入れる際は、空気をしっかり抜いておくと酸化が抑えられるためより美味しさが長持ちします。
また、金属トレイを使用して冷凍すると、冷気が伝わりやすくなり、冷凍時間が短縮できるので、試してみてくださいね。

冷凍した肉じゃがの解凍方法

冷凍した肉じゃがは、以下の方法で解凍できます。

時間に余裕があれば、冷蔵庫で自然解凍し、温め直すことで美味しく食べられます。
もし、時間がないようであれば電子レンジ解凍でも食べられますが、温める量によっては温めムラができてしまうため注意が必要です。
大量の肉じゃがを解凍する場合は、しっかりと火を通すために煮詰め解凍するとよいでしょう。
煮詰めるときは焦げ付かないように弱火でじっくり温めるのがおすすめです。

また、常温解凍は食中毒のリスクが高いため、絶対にやめましょう。

生食材なら下味冷凍が可能


調理済みの肉じゃがは冷凍に向いていませんが、生食材のままなら下味冷凍として保存できます。
冷凍に向いていないじゃがいもやにんじんも、小さめにカットすれば劣化しにくく、加熱調理したときも美味しく召し上がれます。

下味冷凍肉じゃがを作るには、次のポイントに注意しましょう。

下味冷凍された肉じゃがなら解凍せずにそのまま加熱調理できるため、食材を購入した日に仕込んでおけば時短になります。
また、冷凍すると食材の細胞が壊れて味が染み込みやすくなるので、短い時間で美味しい肉じゃがが作れるのもメリットでしょう。

肉じゃがのアレンジレシピ

ここからは肉じゃがのおすすめアレンジレシピをご紹介していきます。
冷凍した肉じゃがもアレンジすれば、多少風味が変わっていても美味しく食べられるでしょう。

マッシュしたじゃがいもが気にならないレシピを集めたので、ぜひアレンジしてみてくださいね。

肉じゃがコロッケ


コロッケは冷凍した肉じゃがのアレンジにぴったりな定番レシピです。
冷凍する際にすでにじゃがいもをマッシュしていれば、味付けされたタネが出来上がっているため、簡単に作れます。

肉じゃがのアレンジレシピはこちら。

材料

  1. 冷凍保存した肉じゃがを解凍し、茹でたじゃがいもを加えてよく混ぜる
  2. 粗熱を取ってから成形し、小麦粉をつける
  3. 成形したタネに溶き卵をつけ、パン粉をまぶし、15分程度冷蔵庫で寝かせる
  4. 適量の揚げ油でこんがりと揚げて完成

解凍した肉じゃがの水分が多い場合は、電子レンジで水分を飛ばしておくと、崩れにくくなります。
肉じゃがを作った日にコロッケにする場合は、パン粉をまぶした後冷凍も可能です。
食べたいときに揚げるだけなので、できれば冷凍前に成形しておくとよいでしょう。

肉じゃがカレー

カレーも肉じゃがアレンジレシピのなかでは人気のメニューです。
和風だしが効いている肉じゃががカレーとマッチし、カレーライスはもちろん、カレーうどんでも美味しく食べられます。

材料

  1. 余った肉じゃがと煮汁を温める
  2. 温まった肉じゃがにカレールウを溶かす
  3. 煮詰まったら、ご飯またはうどんにかけて完成

肉じゃがをカレーにアレンジするのはとても簡単なので、連日はさすがに飽きてしまう…という方はぜひ試してみてくださいね。

肉じゃが春巻き


肉じゃが春巻きは、子どもも大好きなアレンジレシピです。
すでに味が染み込んでいるので、タネを春巻きの皮で包んで軽く揚げるだけで簡単に作れるのもポイント。
水分が飛んでいる冷凍した肉じゃがも春巻きにすればカリッと美味しく食べられるので、ぜひ試してみてください。

材料

【A】

  1. 余った肉じゃがの汁気を切り、よく混ぜる
  2. 春巻きの皮に1を適量乗せ、左右を折ってから包み終わりをよく混ぜたAで留める
  3. フライパンにやや多めの揚げ油を入れて、高温で揚げ焼きする
  4. 両面こんがり揚がったら完成

余った肉じゃがに汁気が多い場合は、電子レンジで水分を飛ばしてから混ぜるのがおすすめです。
また、タネにマヨネーズを少量加えると味がマイルドになるので、お子さまも美味しく食べられます。

肉じゃがグラタン


肉じゃがグラタンは、簡単に洋風の味付けに変化させられるアレンジレシピです。
しっかりと肉じゃがに味がついているので、焼き時間が短くても美味しいグラタンができます。
また、グラタン皿の底にご飯を入れれば、ドリアにもできるので腹持ちのよいご飯にもなります。

材料

  1. 余った肉じゃがを細かくつぶす
  2. フライパンに1と牛乳を加え、加熱しながらよく混ぜる
  3. 塩コショウで味を整える
  4. とろみがついてきたらグラタン皿に移し替える
  5. ピザ用チーズをお好みの量かける
  6. 200℃のオーブンで10〜15分程度焼いて焦げ目がつけば完成

冷凍した肉じゃがもほくほくと美味しく食べられるのでおすすめですが、余った肉じゃがを荒めにつぶすとごろっとした食感が楽しめます。
また、マカロニやパンを入れるとさらに美味しく食べられるので、材料がある方はぜひ試してみてくださいね。

肉じゃがうどん


肉じゃがの煮汁を使ううどんは、出汁との相性が抜群のアレンジレシピです。
冷凍した肉じゃがでもどろっとした具材が、うどんに絡んで美味しく食べられます。

材料

  1. ねぎを細かく刻む
  2. 肉じゃがと出汁を温める
  3. たっぷりのお湯(分量外)でうどんを湯がいて、よく水切りする
  4. うどんを器にいれて、2を盛り付けたら完成

肉じゃがの煮汁を使っているので、ほんのりとした甘さが感じられます。
さっと温めるだけでできるレシピなので、本格的なアレンジレシピを作るのは面倒な方におすすめです。

肉じゃがを保存する際の注意点


ここからは肉じゃがを保存する際に注意したいポイントを3つご紹介します。
肉じゃがは日持ちしやすい料理ですが、傷みやすくもあるため、保存する際は注意しましょう。

肉じゃがの常温保存はNG

煮物である肉じゃがは、傷みにくいと思われがちですが、常温保存は危険です。
常温のまま放置すると、ウエルシュ菌など食中毒の原因となる細菌が繁殖しやすくなるため、粗熱が取れたらすぐに冷蔵保存が推奨されています。

肉じゃがが余ったら、早めに鍋から保存容器に移し、冷蔵保存するようにしましょう。
特に高温多湿な梅雨時期や、気温の高い夏は雑菌が繁殖しやすいです。
涼しい時期であっても、食中毒が発生しないわけではないため、常温で2時間以上置かないように注意してください。

冷蔵保存する場合は2日以内に食べきる

肉じゃがを冷蔵保存する場合は、作った日から2日以内に食べきるのが理想です。
冷蔵庫のドア付近に保存していたり、気温の高い季節だったりする場合は、冷蔵保存していても傷みが進行してしまう場合も。

できるだけ長く保存するためには、次のポイントに気をつけて早めに冷蔵保存するのがおすすめです。

肉じゃがを冷蔵保存する際は、うちわなどで素早く粗熱を取って保存容器に移すとよいでしょう。
大量の肉じゃがを冷蔵保存するなら、小分けにしてから保存すると、粗熱が取れやすく、食べきりやすいです。
また、冷蔵保存した肉じゃがを食べるときは、再度加熱し直してから食べると食中毒などのリスクも軽減できます。

傷んでいる肉じゃがの特徴

保存していた肉じゃがが傷んでいる気がする…と感じたら、次のような状態になっていないか確認しましょう。

肉じゃがが糸をひいている、箸で掴んだ時にヌメリを感じるようであれば、すでに腐敗が進んでいます。
また、酸っぱい臭いや変色しているのも、腐り始めている証拠です。
また、白いクリーム状の塊は、油がかたまったものなので温めれば問題ありませんが、膜になっていたり、ふわふわとしたカビが生えていたりする場合は破棄しましょう。

傷んだ肉じゃがを食べてしまうと食中毒になり、腹痛や嘔吐、下痢などを引き起こす可能性があります。
見た目に変化が感じられなくても、食べた時に舌がピリピリする、苦いなど違和感を感じたらすぐに破棄し、症状が現れたらすぐに病院にいきましょう。

まとめ


肉じゃがはそのまま冷凍すると食感や風味が悪くなってしまうため、食材を細かくしたり、しらたきを取り除いたりとちょっとした工夫が必要です。
冷凍すれば1カ月前後保存できるため、作りすぎてしまった場合は冷凍しておくとよいでしょう。

また、肉じゃがに飽きてしまった場合は、アレンジレシピで味変するのもおすすめです。
今回ご紹介しているアレンジレシピはどれも簡単で、肉じゃがを作った日にアレンジすれば冷凍保存できるレシピもあります。

美味しさを保ちながら肉じゃがを冷凍保存する際は、食中毒菌の発生を防ぐためにも保存袋に入れたらしっかりと空気を抜いておきましょう。
金属トレイなどを使って急速冷凍状態にすれば、さらに美味しさを保ったまま冷凍できるのでぜひ試してみてください。

この記事を書いた専門家(アドバイザー)

著者情報 ゼロカラ編集部

超高速凍結機、急速凍結機、液体凍結機、ナトリウム除去装置、凍結製造ライン設計の株式会社ゼロカラ

特許取得済み

“世界最速”の凍結スピード

はゼロカラ

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